言語②

 最近、英語では割と陽気にコミュニケーションできる事を発見した。理由はいくつかあると思うけど一番でかいのはあまりに語彙が少ないからであると思う。知ってる語彙がそもそも少ないので候補の中から選ぶという作業がない。1種類しか知らないからどの言葉を使おうかと悩む時間がない。そうするとスムーズに言葉が出てくる。選ぶ作業がないコミュニケーションは楽でストレスがない。細かいニュアンスって必要だったっけ?ってなる。

 

言語の違いも大きい。どっかの偉い人が

「人は国に住むのではない。その国の言語に住むのだ」とか言っていた気がするけれどその通りだと思う。言語で人は思考するんだから言語が違えば考え方が根本的に違うのは考えれば当たり前だよね。

そもそも相手を全部you、自分を全部Iで済ませられる文化とは考え方が違うに決まっている。御社、貴社、ワタクシ、朕、あなた、お前、貴様、オデ、貴殿etc。ありすぎ。どれ使えばいいの?めんどくさすぎ、まぢ病む、もう無理。ここら辺に不幸の一因がある気がする。語彙が少ない言語圏の人はシンプルな思考回路な人が多い気がするし世界一語彙が多いギリシャとかは哲学者とかがいっぱい出ててそういうことだなとも思う。

ここまでそういう気がするってだけで文章を書いているので何も根拠は無いけれど。

 

翻訳機の発達のおかげで言語を学ぶ必要性はどんどん薄れている。ただ言語を学ぶことの一番のメリットは自分の中に新しい考え方を構築することだと思う。言語を学ぶということはダイレクトにその国の文化や国民性の土台、一番根本の部分について学ぶことだと思う。自分の中に別の国の考え方を取り入れられるってめっちゃ素敵じゃない?

 

今、また訳あって英語を勉強しているのだけれど翻訳機があるからいいじゃんと気持ちがすぐ折れてしまう。コミュニケーションを目的にするとやる気出ないからこうやって勉強する理由をペタペタ作ってる。ぼちぼちやらねば。